20年以上のベテラン 字幕翻訳者 【2.ゆったりした日】
2.ゆったりした日
11時00分 起床
朝食(ヨーグルト、サラダ、パン、紅茶)
テレビのニュースを見ながらゆったり朝食。
メール・チェック。
13時15分 移動
14時00分 制作会社へ。先日、提出した翻訳の試写。
18時00分 移動。(途中、スーパーで食材調達)
19時30分 帰宅。
これからの長丁場のために食事作り。食事。
(具だくさんスープ、おでん、煮物。)
夜のニュースのチェック、または友人との電話。
22時00分 翻訳開始。
03時00分 就寝準備 (入浴)
04時30分 就寝
11時起床。今日は製作会社で試写。日頃、メールでしかやりとりしていないスタッフの方々にご挨拶する貴重な機会だ。先日 翻訳した作品を演出家と一緒に見直し、最後の訂正を入れる。試写がなければ、この時間帯は家で掃除や洗濯などの家事をこなし、インターネットで新聞社のニュースサイトをチェック。さらに事務的な雑用(納品書・請求書の発送や素材の返却など)を済ませてから、仕事にとりかかる。散歩もかねて遠くのスーパーへ食材を買いに行くこともある。具が多めのスープ、おでん、煮物など、日持ちのする料理を作る。コンビニ通いの締め切り前に比べると、ずっと人間らしい生活でホッとする。今日のように試写でかなり集中力を消耗すると、夜の翻訳時間はどうしても短くなってしまう。演出家に指摘されたことを肝に銘じながら、明日からまた頑張ろう!
≪本日の振り返り≫
・やはり対面は大切。
私が翻訳を始めたころはまだインターネットもなく、製作会社へ出向いて原稿の提出や素材の返却を行っていたので、スタッフと対面する機会も多かった。しかし、最近は担当者と面識がないまま、メールだけで用件を済ませ、素材も宅急便で返却してしまう。後々の仕事のためにも、顔を合わせてコミュニケーションをとっておくことも大切なので、試写はまたとない機会だと感謝している。




