字幕翻訳】 字数制限

字数制限について

どうして“1秒4文字”なの?
日本で初めて字幕がついた映画は「モロッコ」で、昭和6年2月11日のことでした。
その当時、観客が読める字幕はどのくらいの文字数だろうと翻訳者らが実験を重ねた結果、
導き出された数字が1フィート3文字。1フィートとはフィルムの長さのことで16コマに当たります。
これを秒に換算すると、1秒は24コマなので4.5文字になります。
ここから、多少の余裕をもたせて1秒4文字が現在の字幕翻訳のスタンダードになったのだそうです。

1行に書ける文字数は?
縦字幕か横字幕かで字数も異なります。縦なら1行あたり10~11字×2行で20~22字まで、
横は制作会社によって異なることが多いのですが、通常1行13~14字×2行の26~28字までが原則です。


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